食養とは

2025.06.03

病気治しの健康法が目的ではなく、日常生活の中で誰もが快適に実践できる自然と共に生きる生活法です。

喜び満ち溢れる一生を送るために必要な体、心、魂の調和を取り戻してくれるもの。

そう言われてもちょっと難しい感じがしますよね。

マクロビオティックと似ていますがまったく違います。

お肉、卵、砂糖、乳製品、添加物の入ったものは食べません。

昔の人がありのまま自然と共に生きてきた生活法です。

昔の人はお肉を食べていませんでしたし、卵も貴重なものだったようです。乳製品は戦後食糧難だった日本にアメリカからの支援物資で入ってきました。それから西洋栄養学に日本が染まってしまい、昔ながらの一汁一菜の食形態ががらっと変わってしまいました。

食養では三つの物差しを使います。

一つ目は陰と陽

二つ目は自然と不自然

三つ目は今と昔です。

この物差しを使い日々生活することで、昔の人のように元気に悩みなく暮らせることと思います。

現代人がいかに不健康か、昔の人の方が丈夫で病気知らずだったと思いませんか?

今の若い人はすぐ熱が出たり、調子が悪くなったり、転べばすぐ骨折してしまうほど骨がもろいです。

整形外科に勤めていた頃、骨折で来院する人も多く、骨密度を測れば骨がすかすか。ちょっとのことでも骨が折れてしま下ので、治療する時にも気をつかいました。

文明の利器のおかげで現代人は頭も足腰も使わなくなり、体力もありませんよね。

いくら平均寿命が延びたからといってもこれからどうでしょう…事故や自殺、若い人が大勢なくなる時代です。これから平均寿命はどんどん短くなるのではないでしょうか。

人は食べ物でできている。起こる事は全て自分が食べてきたものの結果です。

少しでも食について考え直すきっかけになっていただければ嬉しいです。

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